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中小企業者の営業経費は80円と心得よ。 [みのむしふとん]

先日、テレビ東京WBSの「トレたま」に私の開発した「快眠へちま ラファス」が紹介された。
「トレたま」は、8年前の「みのむしふとん」に引き続き、2度目の出演である。

「トレたま」で弊社が放映された2日前、五個荘で会社を経営している社長から電話があった。彼は、能登川青年会議所時代の友人で、用件は、彼が開発した新製品を「トレたま」に紹介して欲しいとのこと。

「私なら、テレビ局に人脈があるのでは?」との期待をしてのコトである。
私の返事は、「そんな近道できる人脈なんか、ないよ。
                  ちゃんと営業しなさい。経費は、たったの80円なんやから。」だ。

これと良く似た話は、「通販生活」でお馴染みのカタログハウス社も、そうである。
通販生活は消費者から抜群の信用があり、そこに掲載して貰うと、売り上げも勿論だが、社会の評価も格段に上がる。

弊社は、9年間に渡って掲載して貰っているのであるが、「どうしたら、通販生活に掲載して貰えるの?」との同様の質問を良く受ける。

この『どうしたら良いのだろう?』に付いては、私は、その気持ちが良く分かる。
なぜならば、私自身もまた、同様の希望と疑問を持っていたからである。

そもそも中小企業は、資金力がないから、自前で宣伝も出来ないし、大手との取引も殆どない。
だから、担当者とアポイントを取るのは容易ではないし、また、担当者も忙しいから、一々、相手をしていられないのが実情だ。

そこで、私が思いついたのが、郵便である。80円とは、切手代金なのだ。

通販生活に取り上げて欲しい場合も、
「トレたま」で放映して欲しい場合も、
高島屋デパートで販売して欲しい場合も、

先ずは、【新商品が如何に素晴らしいものであるか】を、写真入りで切々と文章に綴った紹介文を書く。
何度も何度も校正して、「これならば!!必ずや担当者の心に響くであろう」と言うところまで作り込む。

ネットで住所を調べて、担当者の名前が分からない場合は、「担当者殿」の宛名でポストに入れる。

これが全てであり、私は、この方法で、取引先の開拓や、テレビ局の出演を取り付けた。
相手は、それなりのプロだから、それなりに見る目をしっかり持っている。
だから、目をみはる新商品を提案すれば、必ずや取り上げられると、信じるべし。

『果たして、こんなことで、上手く行くの?』と、思われるかも知れないが、ほぼ100%、これで大丈夫。
要は、ラブレターと同じで、こちらの思いや意向を伝えなければ、何一つ、始まらない。

大企業の場合、専門の部署があるのだろうが、中小企業では、そうは行かない。
だから、社長、自らがやるしかない。

まず最初は、これならば!!と自負できる商品なりサービスを作り込む。
次に、あそこで販売して欲しい」とか、「トレたまで放映して欲しい」とか、願う。
そしたら、説明書を作り込み、80円切手を貼って投函する。    それでOK。

世の中、捨てたもんじゃない。


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