富山県射水市へ研修 [へちま]
平成24年8月30日(木曜日) 富山県射水市にある(有)へちま産業さんへ「へちま栽培」の研修に出かけた。
写真は、へちま農家さん、商工会職員さんと私の8名と、研修先の滝田さん親子である。
ここでは、「へちま水」から化粧品にされている。
8人乗りのレンタカーを借りての日帰りで、朝9時に出発し、帰り着いたのは夜11時だった。
写真の様に、ハウスが横に繋げてあるから、台風にも強い。
栽培の本では、へちまは連作が不可とあるが、ここでは30年近く、同じ場所で栽培されていて、連作障害が無いらしい。これは、名古屋市農業センターさんの5年連作より、遥かに長い期間であり、驚いた。
手前が、辻康夫さんで、奥が滝田さん。
現在、射水市の市会議長をされている。
出来上がった「へちま」であるが、1メートル以上級が、沢山、出来ていた。
色々と質問させて頂いたが、肝心なのは、植え付け時期。
種まきが4月初旬で、定植が5月上旬。
肥料は、定植前に、牛糞と屑米を土に混ぜている。
昨年、乾燥へちまを造る為に、水に漬けたところ、多くのへちま繊維が溶けてしまったのだが、原因は、植え付け時期に問題があるらしい。
弊社グループでは、麦後に定植している為に、2か月遅く、これでは、日照時間の不足を招いてしまうようだ。
一杯の浴槽に200本程度入り、ヘチマが浮かない様にと、重しが載せてある。
ここの耕作面積は、1町5反で、へちまの収穫は、1万本から1万5千本とのこと。
減反の指定作物にも認定して貰っているとのことで、滋賀でも同様の申し出をしてみたい。
往復8時間の道のりで、かなり疲れたが、それなりに収穫があった。
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