2011-08-22 [へちま]
この頃の私は、毎日の様に「へちま畑」を見に行っている。
「毎日、そんなに変化するの?」と聞かれるが、「変化する!!」のだ。
へちまなんか、日に日に大きくなるし、ツルだってグングンとと伸びる。
写真は、へちま畑で、ご覧の様にツルが育って、まるでジャングル状態。
放置しておけば、通り道がなくなるので、毎日の様にツルを棚に上げてやったりと、農家さんは世話に忙しい。
良く成長する様は、雨後の竹の子に喩えられたりするが、ひょっとして、へちまはソレ以上かも知れない。
話しは逸れるが、昔、JCの理事長をしていた折に、公式訪問例会の挨拶の中で、時節柄、雨後の竹の子の話しに及び、「さて、一晩に何センチ伸びるとお思いでしょうか?」と試しに、参加者に質問してみたとろ、最初の一人は8センチ、次の一人は12センチと答えた。
その答えのショボサに、私は少なからず落胆し、少し取っちめてやろう思いつき、「私は、何も皆さんの持ち物の長さを質問したつもりじゃないんですがね。」
この会合は、どちらかと云うと、緊張感に溢れたもので、そんな冗談を言える場ではなく、また参加者も、笑いたくても笑えない情況なのだが、流石に、我慢が耐えられず、押し殺した笑い声が、どこからともなく漏れ出したものだ。
と、横道に逸れたが、雨後の竹の子の成長は、一晩になんと100せんちに及ぶらしいが、我がヘチマ君は、それ以上かも知れない。
← これが、一昨日のへちま。
ご覧の様に、随分と成長した。
これ位、育って貰えたら、充分、製品化が出来る。
一苗あたり、10本を目標としていたが、達成可能も見えてきた。
へちま畑で気になるのは、花の多さだ。
黄色の花が、畑いっぱいに咲き乱れ、それが毎日、地面に落ちる。
『こんなに落ちたら、実が成らないのでは?』と心配するほどで、これは私だけでなく、農家さんも心配されていた。
心配は、早めに解決しないと寝つきが悪いので調査したところ、心配に及ばないことが判明。
写真は、みんな雄花で、この花には実が成らない。
ご覧の様に、10個ほどの雄花が一塊になっていて、それが一日に一花ずつ、順番に咲いては、落ちる。
「それじゃ、雌花は?」であるが、雄花と比べて、数が少ない。
← これが雌花。
中央に写った「こけし型」で、1センチから2センチと、なんともカワイイ。
形状から言うと、♂ なんだが、へちまの世界では、雌花。
この雌花が咲く時期に合わせて雄花が咲く訳ではなく、何時、雌花が咲いても、受粉可能のな様に、絶えず雄花は咲き続けているのである。
うん、この点は、植物界も人間界と同じだな。
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