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商品の品質 (その1) [みのむしふとん]

最近の私は、本麻ふとんの素材であるところの、生地、並びにワタの検査に忙しい。

今回、目出度く「通販生活の夏号(4月発売)」に取り上げて頂けることになったのだが、「通販生活」を発行している(株)カタログハウスは、ことの他、商品の品質にうるさいのである。その「うるさい度合い」であるが、これまで色んな会社と取引きをしてきた中で、やはり通販生活が一番だろう、と私は思う。

一応、どこの会社も、それなりの品質基準を設けているものの、単に設ければ良いのではない。「我が社の商品は、いい加減なモノばかりです。」と公言する会社は皆無であるに拘らず、不二家や「あるある大辞典」のフジテレビの様に、不祥事を起こす会社は後を絶たない。
これは、どうも会社の大きさとか伝統とは関係ないと思われる。その会社の理念や方針もさることながら、そこの社員の質と姿勢が一番のキィー・ポイントだろう。

通販生活さんとは、「みのむしふとん」からのお付き合いで、ある程度は、その厳しさを知っている積もりだったが、今回も、コトが進むに及んで、その凄さに恐れ入っている。しかし、これも消費者の為だと思えば納得も出来る。

「本麻ふとん」に関しては、現在の日本において私が一番造詣が深いと自負していたが、カタログハウス社の担当者の堀○さんは、大変な勉強家で、追い付かれそうな感じが、つい、してしまう程だ。
もしも堀○さんの様な社員が不二家やフジテレビに居たら、と思ってしまう。

例えば、「上質の本麻は、クーラーが不要な程に夏に涼しい。」のであるが、堀○さんの場合は、その根拠を問題視される。

私「それは、麻の本来の特性です。麻は中空繊維(チクワみたいに、真ん中に空気の穴が空いている)で、その空気層は綿(コットン)の2.8倍なんです。だから、吸放湿性が綿の2.8倍なんですよ。」と、言えば、
堀○さん「その顕微鏡写真は、ありますか?」と、返って来る。

(下へ続く)
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