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商品の品質 (その2)

(上からの続き)

私「それじゃ、撮影します。」と云う事で、↓がその写真。

<Img Src="http://www.watase.co.jp/cgi/view6/viewdata/103.gif">
<Img Src="http://www.watase.co.jp/cgi/view6/viewdata/104.gif">

電子顕微鏡で3500倍。上がラミー(麻)で、下がコットン(綿)の繊維の断面であり、この様に見比べると、違いが明白である。堀○さんのお陰で、私も実際に目にすることが出来たのであるが、これだけでは済まなかった。

堀○さん「この写真は、それなりの理由になりますが、しかし、データーとしての数値はどうなんでしょうか?」

そこで、行き着いたのが、<A Href="http://www.tosco-net.co.jp/tosco/main.html">(株)トスコのデーター</A> 。
それに依ると、吸放湿性と熱伝導性にもっとも優れた繊維である麻だから、【涼しい】とある。

そして、こう続いた。
堀○さん「この資料はありますか?」と言う事で、早速、トスコさんから送って貰った。吸放湿性、熱伝導性、その他、ヤング率、水分率等の数値が送られて来た。
これを渡して、私「どうでしょうか? これ等は基本数値ですから、これで宜しいですか?」と聞いた所、堀○さん「いえ、通販生活として自信を持って勧める為には、この数値は、いつ、誰が、何処で、調べられたものなのかの素データーが必要です。」との返事。
再度、トスコの中央研究所へ素データーの発送を依頼したところ、昔の事で、何処に在るかが、なかなか分らない。そこで、一から、検査に出すことにした。金が掛かるが、致し方ない。

堀○さんは、全てが、こんな調子で鋭い。まるで裁判の被告人みたいに、私は色々と問い詰められる。会話の最中は、内心、『ここまで拘らんでも良いのに。、』と、つい思ってしまうが、やはり大事なコトは、キチンと押さえなくてはいけないと、頭が下がる。

他にも、環境負荷についても、かなり大変である。
ダイオキシンを発生する恐れのある塩素晒しは駄目とか、梱包のダンボールの古紙率はどうか、とか、細かいことにも徹底している。

『ものづくりに拘(こだわ)っている私であるが、販売する側も、ここまで拘って貰うと、本望だわい。』と、カタログハウス社へ提出する面倒な書類を書きながら、自分に言い聞かせている私だ。
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