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お仕事日記 その2 [みのむしふとん]

以上の様に、通常の形状の布団とみのむしふとんの違いは、形状だけであることが実証される。

さて、通常の形状の布団とみのむしふとんの形状の違いであるが、みのむしふとんの特長として、以下の工夫点がある。

1、 掛布団カバーと敷布団カバーが、ファスナーに依って一体になっている。
これは、寝返りしても掛布団がずれない為の工夫であり、同時に寝返りしても外気が流入しない為に、布団内の温度・湿度を一定に保てる効果がある。

2、 従来の布団は直線だけの縫製であるが、みのむしふとんは立体縫製をしている。簡単に表現すれば、みのむしふとんは洋服の様な布団と言えよう。
立体縫製の目的は、掛布団と敷布団で構成された内部スペースをカプセル状の立体空間を創出することである。この立体空間に依って、ふとん中で容易に動き易い状態となる。

3、 手出し口、足出し口が儲けられている。
掛け布団に開口口を付けることに依り、就寝中に手や足を出しても、肩が冷えることが無い。  

4、 ポケットが付いている 
本、メガネ、携帯電話、リモコン、また常備薬などが収納できる。 

以上のことから、みのむしふとんの形状は、単なるデザインではなくて、機能と必要性の研究の中から工夫されたものと理解できよう。

さて、このように同一素材で作られた通常の形状の布団とみのむしふとんで睡眠評価をしたとところ、以下の様な結果が出た。
先ず私が注目したのは、睡眠前後の比較である。同一の色、素材でありながら、睡眠前後共に、このように評価の差がでたことは、形状が睡眠対して大きな影響力を持っていると考えられよう。

動きやすさの点において、睡眠前に低い評価であったみのむしふとんが、睡眠後に動きやすいとの評価に変わったことは、見た目では内部の立体構造が分かり難く、寝てみて初めて動きやすいと実感できたと思われる。17項目に及ぶ評価の全てで、みのむしふとんが好評であり、楽しさ、寝心地、感触性、快適性、安心感、嗜好性、落ち着き感に至っては、大変な差が生じ、これらが総合評価においても、みのむしふとんの高評価に繋がったものと思われる。
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