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プライベートも仕事も [みのむしふとん]

慌ただしく正月と年始を過ごした。プライベートも仕事もハードだった。

休みを全く私的に使えることは希だが、今年はトップギアーで私的な休暇を全うした。これでもか、と云わんばかりにアクセルを吹かし、予測の付かない世界へも踏み込んだ。予測の付かない世界にこそ、トキメキがある。

色んな出来事がマニュアル化されてしまい、それらしき大人を退屈にも演技してしまうが、未知の世界ともなれば退屈などはしていられない。

いつのまにかテリトリーが形成され、その中で退屈にも似た安逸を貪っている訳だが、一歩外は危険に満ちている。これは、一概に外部が危険だと言う意味ではない。寧ろ、外部に出ることにより変化するであろう自分自身の内部の変化の危険性の方が大きい。

そもそもテリトリーは、外部ではなく自分の中に存在する。自分の精神性がテリトリーに収まらなくなった時、既成の枠組みが窮屈に思える。我慢してそこに留まるか否かは、内的緊張の度合いと、そこにかける希望なのだろうか。

希望と言う単語は、美し過ぎてどうもそぐわない。生きるエネルギー、変化に順応する為の変革のエネルギー、はたまた新しい秩序の為の破壊のエネルギーだろうか。

細胞の一つ一つが騒ぎ色めき殺気立つ、そんな時間がある。
いったい俺の何処にこれほどのパワーがあったのだろうか、と驚きもする。

昨日までの全ての私をぶつけて飛び込む世界だが、持ち込めない昨日もある。
歓びと哀しみにせめぎ合いながらも、それでも明日に突っ走る。

何をしているんだろう、俺は。
そんな声が聞こえない訳ではない。

生きてるんだよ、精一杯。
そんな答えを照れもせず返す。

明日への夢、昨日への思いやり、
今日のよろこび、そして哀しさ。

そんな休暇の後にも、ハードな仕事が待ち受ける。
プライベートも、仕事も、両者は紛れもない現実の世界である。
立ち向かう姿勢は似ていたりもする。

振り子がぶんぶんと廻り、やがては明日も今日になる。
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