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親父の声

昨日は、再度、通販生活さんの写真撮り。

4月20日発売の夏号で、私が作った「本麻フトン」が特集のトップページを飾るようになり、付いては、更に念を入れ、より良い写真を撮ろうと言うコトで、カメラマンさんを引き連れ、再度来られる運びとなった。
撮影も2度目となると、場所の設営も、主演女優(?)の山岸も、それなりに心得たもので、良い写真が撮れた。目出度し、である。

さて、私が13時35分に安土駅に車でお迎えにあがり、ネムハーに向かう途中のことだ。

『ほほぅ~、たーちゃん。。得意げな顔して、頑張っとるな~』と、声がした。

『あれっ? これは・・・、親父の声だ!!』と、声がした右後方を振り返れば、そこは東南寺。ここには親父の墓がある。

東南寺は、会社から車で2分程の近くにあり、私はいつも通っているのだが、お仏壇を購入してからと言うもの、殆ど意識しなくなっていた。まして親父の声を聞くなどは初めてだから、『あれっ?』であるが、しかし不思議と違和感はない。

『うん、親父も喜んで呉れてるんやー』って感じで、少し誇らしい。

思うのだが、
【人には何が一番大切か?】って言うと、
それは、溌溂(はつらつ)と元気なのが一番だと思う。

結果はどうでも良い、と言えば御幣があるが、長い一生なんだから浮き沈みなんか世の常、世の習い。
自分の背丈で、精一杯、溌溂と生きる。
溌溂と働き、遊び、喜び、
悲しい時には精一杯悲しめば良い。
それが、ひいては世の為・人の為で、親孝行(なーんて、私には似つかわしくない言葉だが。、)にも繋がる。

お迎えの時の【親父の声】が吉報の前触れだったのか、その後の商談で、通販生活の冬号に「みのむし毛布」を採用して頂ける可能性が見えて来た。

『ひょっとして、どん底経営から抜け出せるん?
なんせ、ここ八年と言うもの、苦労ばっかりだったもんな~』と、嬉しい予感。

『おいおい、【結果なんて、どうでも良い】んじゃなかったの? 俺様は。、」と、自分で突っ込みを入れ、
『いや、いいんよ。俺様は、喜んだり悲しんだりを溌溂と全うするんだからよぉー。』と答えた。
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