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お仏壇のある生活

なんとも私には似つかわしくないタイトルである。
しかし、11月末にお仏壇が届き、12月8日にお性根を入れて貰ってからと言うもの、お仏壇と共に生活する日々が続いている。

<Img Src="http://www.watase.co.jp/~w-tsuji/view6/viewdata/96.gif" Align="left" Hspace="20" Vspace="20">と言うのも、このお仏壇は私の寝起きする枕元の床の間に鎮座し、朝?(昼)に目覚めて扉を開け、深夜の寝る前に閉めている。
蝋燭と線香をあげるのは、だいたい夜の10時頃で、「きょうも元気です。」と挨拶をしている。

こんな日記を書けば、私を知ってる友人は、さぞや『ほんまかいな~。』と半信半疑だろう。かく書いている自分でも驚いている。

さて、このお仏壇だが、京都の叔母が10万円を送って呉れ、「今年の三回忌を逃したら、次は七回忌。その時まで私は生きてられんかも知れんから。」と言われ、購入した次第である。

身内や親戚に縁の薄い私だが、京都の叔母の言うコトだけは良く聞く。

それに、ご先祖さんであるが、私の記憶には殆どない。私を負ぶって育ててくれた大祖母さんも、昭和26年に亡くなり、その時私は一歳。他のご先祖さんは、みんな私が生まれる前に亡くなられている。
この大祖母さんの話は、京都の叔母から聞かされているし、今回は、なんと言っても父親も、その仲間入りをしている。

お仏壇と共に生活して、今日で8日目。
『おおー、僕もご先祖さんに守られているんだ。』と、思えたりして、なんとも心強い。
以前、チベットの声楽家のバイマーヤンジンさん曰く「お年寄りが家に居る、それが大事なことで、とても心が安らぐのです。」が、『なるほどなぁー、こう云う感じなのかな。』と、少し分った様な気になり掛けている。

それで、現在時刻はと言うと、午前0時40分。
私のお仏壇には明かりが灯り、ご先祖さんも夜型生活を強いられている。

ご先祖さん「貴史は、こんな夜遅くに、何してるんやろ? はよ寝て、はよう起きて仕事せんとあかんのに。、」と思って居られることだろう。
私「まぁー、そんなこと言いなさんな。これでも、お参りする様になったから、一歩前進と思といて。」

ご先祖さん「なぁー、貴史よ。お参りする気持ちは善しとしても、お経の一つくらい憶えても罰あたらんぞ。」
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