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お仕事日記 その6

(E)フローリング社会になって来た

最近の住宅情況をみると、これまでの畳を敷いた和式の部屋が著しく減少し、フローリングを中心とした洋式の部屋が多くなった。これにより、寝具もベッド中心に変わって来ている。
この状況下で、みのむしふとんもベッドの上で使われることが多いのであるが、みのむしふとんが楕円形であるのにも拘わらず、ベッドは長方形のままであり、違和感が感じられる。

問題点の解決

1、 みのむしふとん専用ベッドの開発
人間の身体の構造、並びに眠りのスタイルから考えれば、ベッドの基本型は楕円形が最適と思われる。これは、みのむしふとんの敷布団を寝返りも含めて構造学的に導き出した楕円形と同じ理論が適用できる。
ベッドを楕円形にすることにより、眠りだけに留まらず、家具としての快適さにも繋がる。これまでベッドは長方形であった為、 角で足をぶつけて痛い思いをした経験は、たくさん持っているようである。四隅の角が必要なものなら仕方がないが、不必要で、且つ無駄なものの為に、怪我をすることなど許されないと私は考える。
そもそもデザインは、機能性、有用性を求めた成果であり、そこには無駄のない美しさがある。
本年度には、みのむしふとん専用ベッドを試作したい。

(F)睡眠センサー

今回の研究で睡眠時の脳波測定を行ったのであるが、これは寝具業界にとって初めての試みであった。ストレス社会と言われる現代においては、ますます上質な睡眠の需要が求められよう。その為には、自分自身の睡眠曲線を知る必要があるのだが、個人が睡眠時の脳波を知るには、入院して検査をして貰わねばならず、簡単なことでは無い。
しかし今年度の研究の成果もあり、東芝開発センターの主任研究員氏と会談した。
彼は、家庭で手軽に睡眠の状態をチェックできる腕時計型の睡眠センサを開発した主任研究員である。今後とも情報提供しあって、質の高い睡眠を目指した商品づくりに励みたい。

問題点の解決

1、 来年度の社内発表会では、睡眠センサーと一緒に、みのむしふとんを展示して貰える。
2、 睡眠センサーの普及に伴い、一般人においても睡眠の質の対する認識が高まることが予想される。それに呼応して、寝具の質に対しても興味が持たれ、みのむしふとんの普及に役立つと思われる。

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なんとか、分担の2項目が書き上がった。
後、もう少し。、(汗)
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