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日本一のおひるねふとん

<img src=http://www.watase.co.jp/image/ohiru03.jpg>

平成10年にふとん博物館をオープンした。
友人が、オープンの記念に一枚の創作切り絵をくれた。
奥居匡さん(五個荘町の切り絵作家)に、イメージを伝えて出来上ったオリジナルの作品だ。

<img src=http://www.watase.co.jp/image/tokudai.jpg>

この一枚の切り絵との出会いから、「日本一の大きなお昼ねふとん」が生まれた。
絵の様に、みんなで一緒に一つのふとんでお昼寝できたら、どんなにか楽しいだろうと思った。

私は小さい頃、お昼寝の時間が大嫌だった。せっかく楽しく遊んでいるのに、どうして寝ないと駄目なの? と、いつも不機嫌だった。そんな私でも、この大きなお昼寝ふとんならキット満足しただろう。

安土保育園に寄贈したところ、50人の園児が一度にお昼寝できた。新聞やテレビで紹介され、我も我もと寄贈の依頼が来た。平成10年と11年に5園へ寄贈した。

あれからもう3年経った、一度見に行ってみようか。

さて、このお昼寝ふとんだが、敷布団が5m×4m。掛け布団は一回り小さく、4.5m×3.5mと作った。
敷布団の周囲で、子ども達が頭を並べて眠るのだ。
ところが、真ん中に大きなスペースが出来てしまう。さて、どうしたものだろうと色々悩んだ。浮かんだアイデアは、真ん中に切れ込みを入れて、そこでも2人ほど寝られるように工夫した。

実はこの「日本一のおひるねふとん」こそが、みのむしふとんの切っ掛けになった。
このフトンを作ったお陰で、ようやく既成概念から解放されたのだ。

既成概念、コヤツこそ敵かも知れない。
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