京都西川ローズの会 総会
26歳の時に家業を継いで以来、京都西川チェーンに参加している訳であるが、4年前から会の企画委員長担当している。この会は全国の会員店が加入していて、私が就任するまでは商品企画委員長と販売企画委員長の二人体制であったが、4年前から指令系統を一元化して両方の責務を企画委員長が追うことになった。企画委員長の任期は2年で、昨年に2期4年が経過したことあり退任する予定であったが、理事会の要請で3期目も担当することなった。
さて、会員は寝具小売業を営む布団屋さんであるが、現状は、布団屋さんだけに限らず、様々な業種の小売店が苦境に立たされいる。これは小売店に限らず卸売り業者も同様で、更には町の小さな工場やサービス業者を含めた中小零細企業全般の問題であろう。倒産したり廃業に追い込まれたり、また存続していると言えども将来が見えない現況だ。
そんな中で、なんとか布団屋の灯台になるべく来る2年を頑張ろうとしている訳で、昨年の暮れに私が提案したのは、年賀状にも記した「2017年は進化の一年にしたい。」である。ここで事例として紹介したのは、40か国を話すタクシー運転手の話であった。
さて、明日の総会であるが、この進化を布団屋に置き換えるとどの様なことなのかについて述べてみようと思っている。
これまで弊社で手掛けている「健康フェア―」等、ワタセの社員を連れ出して実施の仕方を具体的に紹介するなど、それなりに指導なり提案をして来たのであるが、いよいよ次の2年では、各店が成果を上げ、儲けて貰わねばと思っている。
そこで、明日にする話を分かり易い言葉に置き換えてみた。
それは、「モノを売る」から「モノを語る」更に「モノではなくコトを売る」への進化だ。
もっと単純な言葉に置き換えると、「モノ」が「物語」になり、更に「物事」へと変えて行こう!!である。
「モノを売る」から「モノを語る」の違いは、モノを単に売るのではなく、モノの良さや使い方、またその効果等を説明する説得販売のことで、そこには専門的な商品知識が要求される。昔から商売人の中では利益のことを「口銭」と呼ばれている様に、喋ってナンボの世界である。
次に、「モノではなくコトを売る」とは、どう言うことなのか?に付いては、これまで奨励している「健康フェアー」等のイベントを言う。
例えば「流し素麺」とか「マグロの解体ショー」なども、この類で、何かしらの楽しいイベントなり、また商品の奥にある意味を体感できるイベントが必要なる。
ここで言うところの「商品の奥の意味」については分かり難いので、少し説明すると、例えば化粧品を買う女性は、何を求めているのかと言うと、化粧品ではなくて「美貌」であり、「美しくなりたい」から化粧品を買うのである。これを寝具に置き換えるならば、布団と言うモノを買いたいのではなく、「快眠や健康」を買いたいのである。その為のイベント、勉強会、講習会、お試し寝等の実演ショー等々を繰り広げなければ、ネット販売に勝てない。
明日は、実りある一日にしたたい。
ぜひぜひ頑張ってください!!
世の中は、買えるものなら健康を買いたい・・・人がほとんどですから。
各お店で健康教室から始めるのもいいかもです。
簡単なヨガやストレッチなど・・・。
掴みがポイントですね。
by はとこ (2017-02-08 09:28)