あまりに稚拙な近江八幡市議の議会発言に呆れている
昨夜、市内向けに放映された近江八幡市市議会の補正予算の質疑の様子をZテレビ(ケーブルTV)で見たのだが、「もはや漫画だ!!」と、あまりの馬鹿さ加減に開いた口が塞がらなかった。
滅多に見ることのない番組を、どうして私が見たかと言うと、昨日、友人の片岡信博市議から、「今日のテレビ、見ろよ。夜の8時半からや。大林市議が、お前とお前の会社の名前を出して、なんやら言うとったぞ。」と聞いたからである。
私はどんな内容かと尋ねたものの、どうもよく分からないとのことで、「そんなん、面倒臭いから見る気がせんな~。」と答えたが、ちょうど時間が空いていたものだから、見たのである。
飛ばし飛ばしみていたので正確ではないが、補正予算の骨子は、安土山のガイダンス施設が主であるが、どうも、その他の案件の中に市有地の売却も盛り込まれているらしい。最近の市は、市有地の売却に余念がなく、将来のその候補地として、安土小学校、幼稚園、公民館の跡地も売却する予定とされているのではないか?と危惧している。議会で問題にするとならば、ここだろうと突っ込みたくなる。
私の名前が出てくるのは、この補正予算を組むに当たっての質疑応答の中で、安土選出の大林ひろし市議の反対の意見表明の内容である。『ほんまに、私が登場するのか?』と半信半疑に見ていたところ、以下の内容で、出て来たのである。
① 先ずは、安土のコミセン問題で、コミセン委員長である私が、小学校の移転に反対し、安土小学校同窓会長名で移転反対の要望書を出している人間であると私を紹介し、
② 私の反対を都合悪いと思う市当局が、市有地を私に売却することで便宜を図り、それで、私を抱き込もうとしている。
③ 「場所はウナギの寝床の様な、ねむねむはうす前の残土であり、ここに関しては、ねむねむはうす社長が幾度も買いたいと申し出をしていた。」と述べた。
以上の大林市議の発言で、①、一体型コミセン建築とそれに伴うところの安土小学校の移転に反対しいることは、周知の事実であり、概ねその通りであるが、次からは全くの出鱈目である。【便宜を図る】、とあるが、私としては、市からイキナリ買えと言い出されて、『市の方針に反対した嫌がらせか?」とも思っていた程なのに、摩訶不思議な発想に耳を疑ってしまった。呆気に取られたのは、私だけではなく、これを議場で聞いていた冨士谷市長も、同様であったものと推測する。『えっ、あれは、嫌がらせでなくて、喜ばせてしまったのか?』『ひょとして、あいつは一体型建設に反対から賛成の立場に変わったのか? まさか?・・・』と、さぞや『???・・』であったに違いない。市長の反応を推し量り、可笑しくて、つい笑ってしまった。もちろん、私が翻意して賛成派に回るなど、あり得ない話だ。仮に、私が懐柔されて反対から賛成に翻ったのならば、どんな誹りも受けるが、私はそんな軟(ヤワ)な玉でないことは、皆、ご存じのことだろう。
そもそも議員たるものが一般人を議題のテーブルに載せる場合、出鱈目を言っていけない。俸給も政務調査費も、市民の血税から出ているにも関わらず、なんの聞き取りも、調査もせずに、勝手な妄想で市民を貶めるのは、人権侵害であり、名誉棄損であり、懲罰ものだ。
さて、ねむねむ前の土地を少し説明すると、今から50年前の話で、私が中学校か高校の頃に、現在の場所に移転した。それまでのワタセ工場は、現在地よりも、もっと駅に近い位置(全日食の前あたり)にあったのだが、上豊浦の踏切が閉鎖されて高架道路に変わるとのことで、町に協力して移転を受け入れたのである。
現地は、未だ宅地開発も進んでおらず、周囲は田圃ばかりで、そこに工場が移ったのである。当時の前の道路は、とても狭い道であったから、いずれ道路拡張があると言うことで、拡張に備えて少し下がったところに工場が立ち、その後に、道路拡張と歩道も設けられ、現在の残地が残っている。
長い間、弊社は田圃の真ん中にポツンとあったが、平成元年に、工場の倉庫を壊し、ねむねむはうすを新築して、現在に至っている。
この残地であるが、文字通りのうなぎの寝床で、弊社が購入したとしても何かを建てられる訳でもなく、50年以上もこのままだから、わざわざ買おうとは思っていないし、合併以前も以降も、これまで買えと言われたことがない。
それなのに昨年、突然に残地を買えと市から言われ、買うとなると資金が必要となるので、「今は無理だから待ってくれと言えば、どうなるのか?」と聞けば、「競売になるかも知れん。」との回答。『こんな土地、弊社以外買える場所でもないのに、言うに事欠いて競売とは、・・・』と腹が立ち、「裁判でもなんでも受けて立つぞ!」と市の担当者に噛みついた記憶もある。だから、私としては、『これは、市に逆らった仕返しかいな?』と、思っていたのであるが、それを便宜とは、全く理解不能である。
大林市議の発言内容は、市議の発言としては言語道断であるのだが、妙なことに、「売ることに反対」とする意見に関してだけは、賛成する。買えと言われないのなら、ありがたい。
市議は、「みんなの会」の代表と思うが、この場合の「みんな」とは、市民を指すのか、単に自分の支持者だけを指すのか、明確にして貰いたい。
市民サイドに立脚するのか市議の姿勢と考えるが、自分勝手な妄想の下に出鱈目な情報を振り撒いて一般市民を貶める言動は、懲罰に値する。大いに慎むべしと、私は考える。
滅多に見ることのない番組を、どうして私が見たかと言うと、昨日、友人の片岡信博市議から、「今日のテレビ、見ろよ。夜の8時半からや。大林市議が、お前とお前の会社の名前を出して、なんやら言うとったぞ。」と聞いたからである。
私はどんな内容かと尋ねたものの、どうもよく分からないとのことで、「そんなん、面倒臭いから見る気がせんな~。」と答えたが、ちょうど時間が空いていたものだから、見たのである。
飛ばし飛ばしみていたので正確ではないが、補正予算の骨子は、安土山のガイダンス施設が主であるが、どうも、その他の案件の中に市有地の売却も盛り込まれているらしい。最近の市は、市有地の売却に余念がなく、将来のその候補地として、安土小学校、幼稚園、公民館の跡地も売却する予定とされているのではないか?と危惧している。議会で問題にするとならば、ここだろうと突っ込みたくなる。
私の名前が出てくるのは、この補正予算を組むに当たっての質疑応答の中で、安土選出の大林ひろし市議の反対の意見表明の内容である。『ほんまに、私が登場するのか?』と半信半疑に見ていたところ、以下の内容で、出て来たのである。
① 先ずは、安土のコミセン問題で、コミセン委員長である私が、小学校の移転に反対し、安土小学校同窓会長名で移転反対の要望書を出している人間であると私を紹介し、
② 私の反対を都合悪いと思う市当局が、市有地を私に売却することで便宜を図り、それで、私を抱き込もうとしている。
③ 「場所はウナギの寝床の様な、ねむねむはうす前の残土であり、ここに関しては、ねむねむはうす社長が幾度も買いたいと申し出をしていた。」と述べた。
以上の大林市議の発言で、①、一体型コミセン建築とそれに伴うところの安土小学校の移転に反対しいることは、周知の事実であり、概ねその通りであるが、次からは全くの出鱈目である。【便宜を図る】、とあるが、私としては、市からイキナリ買えと言い出されて、『市の方針に反対した嫌がらせか?」とも思っていた程なのに、摩訶不思議な発想に耳を疑ってしまった。呆気に取られたのは、私だけではなく、これを議場で聞いていた冨士谷市長も、同様であったものと推測する。『えっ、あれは、嫌がらせでなくて、喜ばせてしまったのか?』『ひょとして、あいつは一体型建設に反対から賛成の立場に変わったのか? まさか?・・・』と、さぞや『???・・』であったに違いない。市長の反応を推し量り、可笑しくて、つい笑ってしまった。もちろん、私が翻意して賛成派に回るなど、あり得ない話だ。仮に、私が懐柔されて反対から賛成に翻ったのならば、どんな誹りも受けるが、私はそんな軟(ヤワ)な玉でないことは、皆、ご存じのことだろう。
そもそも議員たるものが一般人を議題のテーブルに載せる場合、出鱈目を言っていけない。俸給も政務調査費も、市民の血税から出ているにも関わらず、なんの聞き取りも、調査もせずに、勝手な妄想で市民を貶めるのは、人権侵害であり、名誉棄損であり、懲罰ものだ。
さて、ねむねむ前の土地を少し説明すると、今から50年前の話で、私が中学校か高校の頃に、現在の場所に移転した。それまでのワタセ工場は、現在地よりも、もっと駅に近い位置(全日食の前あたり)にあったのだが、上豊浦の踏切が閉鎖されて高架道路に変わるとのことで、町に協力して移転を受け入れたのである。
現地は、未だ宅地開発も進んでおらず、周囲は田圃ばかりで、そこに工場が移ったのである。当時の前の道路は、とても狭い道であったから、いずれ道路拡張があると言うことで、拡張に備えて少し下がったところに工場が立ち、その後に、道路拡張と歩道も設けられ、現在の残地が残っている。
長い間、弊社は田圃の真ん中にポツンとあったが、平成元年に、工場の倉庫を壊し、ねむねむはうすを新築して、現在に至っている。
この残地であるが、文字通りのうなぎの寝床で、弊社が購入したとしても何かを建てられる訳でもなく、50年以上もこのままだから、わざわざ買おうとは思っていないし、合併以前も以降も、これまで買えと言われたことがない。
それなのに昨年、突然に残地を買えと市から言われ、買うとなると資金が必要となるので、「今は無理だから待ってくれと言えば、どうなるのか?」と聞けば、「競売になるかも知れん。」との回答。『こんな土地、弊社以外買える場所でもないのに、言うに事欠いて競売とは、・・・』と腹が立ち、「裁判でもなんでも受けて立つぞ!」と市の担当者に噛みついた記憶もある。だから、私としては、『これは、市に逆らった仕返しかいな?』と、思っていたのであるが、それを便宜とは、全く理解不能である。
大林市議の発言内容は、市議の発言としては言語道断であるのだが、妙なことに、「売ることに反対」とする意見に関してだけは、賛成する。買えと言われないのなら、ありがたい。
市議は、「みんなの会」の代表と思うが、この場合の「みんな」とは、市民を指すのか、単に自分の支持者だけを指すのか、明確にして貰いたい。
市民サイドに立脚するのか市議の姿勢と考えるが、自分勝手な妄想の下に出鱈目な情報を振り撒いて一般市民を貶める言動は、懲罰に値する。大いに慎むべしと、私は考える。
2016-10-02 15:31
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根拠もなく、事実を確認もせずに一般市民の実名、社名を挙げ議事で発言するとは「名誉棄損」に当たるのではないでしょうか?謝罪だけでは済まないように思いますが。軽率ですね、市会議員のレベル低下の問題は全国あちこちで報じられていますが情けなことが多すぎて呆れてしまいます。
by 大島正子 (2016-10-03 13:57)
これは「名誉棄損」に値しませんか?根拠もなく実名、社名を挙げて議事にするなど考えられませんね。全国の市議のモラルと常識の低下が連日報道されていますが、同様ですね。呆れます。
by 大島正子 (2016-10-03 14:36)
そうですわ、こんな常識のない市議に市民の税金が支払われていると思えば、納税の意欲が湧きませんよ。
前々から言っていることなんですが、先進国では議員報酬は年間50万円程度なのに、日本では発展途上国並みに年俸が高過ぎるのです。高くても、それなりの仕事をして呉れれば良いのですが、実態は、給料とレベルの高さは反比例していると思えてなりません。滋賀でも、市民オンブズマンの活動を広げて監視を強める必要性を痛感してます。
by camus55 (2016-10-03 16:42)