SSブログ

「みのむし毛布」&「備え」 (その1) [みのむしふとん]

震災のニュースに目が離せない。

テレビを通して悲惨な状況が映し出される度に無力感に苛まれ、もどかしさのあまり、つい憤りすら感じてしまう。

そんな中、カタログハウス社から「被災地に送るものがないか?」と打診を受けた。
個人では送れない現状だから、ありがたく協力する旨を伝えた。

<Img Src="http://www.watase.co.jp/cgi/view6/viewdata/309.gif" Align="left" Hspace="20" Vspace="20">「みのむし毛布」100枚を本日、出荷し、以下のメールを添えた。

========
阪神大震災の阪神大震災に支援に行った際に私が一番悲しかったのは、避難所となった体育館の光景でした。数百枚に及ぶ布団か所狭しと並べられ、プライバシーも守れず、寒さから人間を守る役割も果たせない姿が痛ましく、布団に携わる者として胸が潰れる思いでした。
この悔しさが心底に刻まれ、7年後の「みのむしふとん」の開発に繋がり、みのむし毛布も出来上がった次第です。
なんとか、被災者の方々にお送りする術がないものかと悩んでおりましたところ、御社より御申し出を受け、支援できる機会を頂けたこと、心より感謝申し上げます。
========

なんとか、と思うが、私たちに協力できることは少ない。
そんな中、「逃げる途中、瓦にあたって死亡」なるニュースが引っ掛かっていた。

『防災ずきん…、しかし、いつも傍には置かないよなぁー。
 そもそも、地震なんて、忘れた頃に突然、なんだから…

 そうか! 咄嗟の時に、防災ずきんに早変わりするものが、あれば良いのだ。
 
 うん! それが座布団だったら、いつだって傍にあるし。』

と、3日前に思いつき、3時間で試作品を作り終え、本日、製品化した。

(下に続く)
nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。