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食習慣

習慣にも色々あるが、いったん身についた生活習慣に逆らうのは難しい。中でも、私の胃は愚鈍な程に正直者らしい。

16日は、私的には早起きして新幹線に乗った。
いつもの様に米原で、「湖北のお話?」なる駅弁を買い込み、岐阜に付く頃には食べ終えた。

行き先は大磯。
仕事を終え、7時からの懇親会にて夕食。終わったのは、10時ごろか。

風呂に入り、テレビを見て、12時ごろから寝る用意をする。
前日の睡眠時間は3時間だから、早く寝ても良いのだが、やはり身についた習慣もあり、そんなに早く眠れる筈も無い。それでも、別に不自由なく、ゆったり過ごす。

少し気掛かりがあるとすれば、私の胃。
『このホテル。、もしや、ルームサービスが無いかも知れん・・・。』と調べてみると、案の定だ。
冷蔵庫を調べるも、何も無い。

しかし、未だ12時頃だったから、空腹ではない。
『うん、大丈夫だろう。』と、やり過ごした。

ところが、午前3時。
ふと、テレビ画面を見れれば、佐野四郎が、美味そうにアンパンを食べているではないか!!

『しまった。、 豪(えら)いものをみてしまった・・・。、』

『うーん、どうしょう・・・、このホテルは、確か、小高い山の上で、周囲は森・・・、何も無かったみたい・・・』
と、2分ばかり迷ったが、ここで時間を使うのは愚の骨頂と、ものの10秒で着替えて、フロントへ。

『げっ、、誰も居ない。』

「誰か居る?」と呼べば、奥からホテルボーイ。

私「何か、食べたいやけど。」
「何も、ありませんね。」
私「コンビニは?」
「山を降りて貰えば、ございますが。」
私「タクシーは?」
「あいにく、この時間では掴まりません。」
私「歩けば、何分?」
「速さにも寄りますが、片道15分程度かと」

地図を貰って、外にでた。
お化けでも出そうな森を歩く。
『こまった胃を持ったもんだ。』と、ぼやくも、致し方ない。
最早、私の身体の機能の全ては胃の支配下にある。

コンビの看板が見え、隣にファミレス。
『デニーズかぁ~。
うーん、昔、一度、夜中に食べて豪く胸焼けがした苦い思い出がある。
しかし、この際、贅沢は言ってられん。、寒いし、温かいものでも・・・。』

と、言う事で、掻き揚げうどんと鯛めしのセットを食べた。

胃、大いに喜び、帰って、直ぐ寝た。
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